Tゾーンって知ってる?
なにそれ、どんなゾーンなの?
Tゾーンは、顔のおでこから鼻先にかけたラインのことだよ!
ほんとだ、Tになってる!
Tゾーンは、皮脂の分泌が多くて、テカりやニキビが出やすいんだよ
たしかに、よくテカってるイメージはある!
思春期の時にニキビに悩まされた思い出もあるなぁ~
そんなTゾーンのニキビの原因について、詳しく解説していくね!
鼻やおでこのニキビを調べていると、「Tゾーン」というワードに辿り着いた方は少なくないです。
Tゾーンは、思春期ニキビを中心に、多くの肌トラブルを起こしやすい場所です。
正しいスキンケア方法を行わなければ、肌トラブルをすぐに引き起こしてしまいます。
また、人によく見られる部分でもあるので、恥ずかしい思いをすることになります。
そんなTゾーンのニキビの原因に関して、詳しく解説していきます。
ニキビが発生する原因を知ることで、ニキビ予防に役立てましょう!
〈ニキビケアに関してはこちら↓〉
目次(クリックするとジャンプします)
Tゾーンとは?
Tゾーンとは、おでこから鼻先にかけたラインのことを指します。
顔の中で最も皮脂の分泌量が多いという特徴があります。
Tゾーンでは、
- 思春期ニキビ
- テカり
などに悩まされやすい部分です。
男性の場合は、Tゾーンは常に表に出ていることが多いです。
したがって、多くの人に見られることが多く、ニキビやテカりを恥ずかしく思う方は多いです。
〈テカリが気になる方はこちら↓〉
Tゾーンにニキビができる原因
Tゾーンにニキビができる原因について説明します。
主な原因は、以下の通りです。
- 皮脂の分泌量が多い
- ホルモンバランスの乱れ
上記の原因について、それぞれ詳しく説明していきます。
皮脂の分泌量が多い
ニキビは、アクネ菌の増殖が原因で発生します。
また、アクネ菌は、皮脂や角質を食べることで増殖します。
そして、Tゾーンは皮脂の分泌量が多いという特徴があります。
「皮脂腺」と呼ばれる皮脂を分泌する腺が、Tゾーンでは発達しています。
したがって、おでこや鼻の皮脂の分泌量が多くなります。
また、皮脂が多く分泌されることで、毛穴を詰まらせる原因にもなります。
毛穴が詰まることで、アクネ菌が繁殖しやすくなります。
したがって、Tゾーンでは、ニキビが発生しやすくなっています。
〈毛穴についてはこちら↓〉
ホルモンバランスの乱れ
思春期になると、ホルモンバランスが乱れてしまいます。
ホルモンバランスが乱れることで、皮脂が過剰分泌されます。
皮脂が過剰分泌されることで、思春期ニキビの原因になります。
Tゾーンの洗顔・スキンケア方法
Tゾーンの洗顔・スキンケア方法について、詳しく説明していきます。
主なTゾーンの洗顔・スキンケア方法は、以下の通りです。
- キメ細やかな泡で洗顔する
- 32~34度の温水で洗顔する
- 化粧水をハンドプレスで浸透させる
- 乳液を塗りこむ
上記の方法について、それぞれ詳しく説明していきます。
キメ細やかな泡で洗顔する
Tゾーンを洗顔する際は、キメ細やかな泡で優しく泡を転がすように洗顔します。
泡を転がすように洗顔することで、摩擦によるダメージを防ぐことが出来ます。
その結果、肌の乾燥を予防することに繋がります。
32~34度の温水で洗顔する
洗顔をする際は、32~34度の温水で洗顔しましょう。
温度が高すぎると、顔の皮脂を必要以上に落としてしまいます。
したがって、肌の乾燥の原因になります。
また、肌が乾燥することで、皮脂が過剰分泌されます。
その結果、ニキビの原因になります。
化粧水をハンドプレスで浸透させる
肌の乾燥を防ぐために、化粧水を塗布します。
乾燥を防ぐことで、ニキビの原因になる皮脂の分泌を抑制することが出来ます。
また、肌に塗布する際は、ハンドプレスでしっかりと肌に浸透させていきましょう。
〈化粧水について詳しくはこちら↓〉
乳液を塗りこむ
化粧水で補給した水分は、乳液を使用することで蒸発を防ぐことが出来ます。
乳液は、油分が多く含まれています。
したがって、肌に塗布することで、顔に油膜を張ることが出来ます。
また、Tゾーンは、皮脂の分泌量が多い部分です。
他の部位よりも塗布する量を少なくすることで、ベタつきを抑えることが出来ます。
〈乳液の使い方はこちら↓〉
Tゾーンの皮脂とニキビを抑える方法
Tゾーンの皮脂とニキビを抑える方法について説明します。
主な方法は、以下の通りです。
- ビタミンBを摂取する
- 湿度を70%で保つ
- 1日7時間以上の睡眠時間を確保する
- PDT治療を受ける
上記の方法について、それぞれ詳しく説明していきます。
ビタミンBを摂取する
ビタミンB(B1, B2)には、皮脂の分泌を抑制する働きがあります。
したがって、ビタミンBを摂取することによって、ニキビの原因を抑制することが出来ます。
1日のビタミンB1, B2の摂取目安量は、以下の通りです。
- ビタミンB1:1.4mg
- ビタミンB2:1.6mg
また、それぞれを多く含む食品は以下の通りです。
食品 | 100g当たりのビタミンB1含有量 | 食品 | 100g当たりのビタミンB2含有量 |
豚ヒレ肉(生) | 1.32g | しろさけ めふん | 6.38g |
豚もも肉(生) | 0.96g | 豚 肝臓(レバー) | 3.60g |
生ハム | 0.92g | 干しのり | 2.68g |
上記のような食品には、豊富にビタミンB1,B2が豊富に含まれています。
日常的に摂取する際は、参考にしてください。
湿度を60~70%で保つ
人間の肌は、湿度が60~70%が最適だと言われています。
湿度を60~70%に保つことで、肌の乾燥を防ぐことが出来ます。
空気が乾燥すると、肌の水分が蒸発してしまいます。
したがって、室内の湿度を保つことは大切です。
1日7時間以上の睡眠時間を確保する
睡眠時間が短くなると、ホルモンバランスが乱れてしまいます。
ホルモンバランスが乱れることで、皮脂の分泌量が多くなります。
皮脂の分泌量が多くなると、皮脂の毛穴詰まりが起こり、ニキビの原因になります。
したがって、睡眠時間をしっかりと確保することが大切です。
また、推奨されている睡眠時間は、1日7時間以上です。
そして、ホルモン分泌が多くなるのが、22時~2時です。
したがって、22時から7時間以上の睡眠が、最も肌にとって望ましいです。
PDT治療を受ける
PDT治療とは、皮脂腺を破壊して、皮脂の分泌を指せなくする治療です。
皮脂の分泌が気になる部分へ特殊な光を照射することで、治療することが出来ます。
皮脂の分泌を無くすことで、ニキビの原因を減らすことが出来ます。
また、PDT治療の相場は、以下の通りです。
PDT治療の相場 | |
---|---|
顔全体 | 背中全体 |
40,000円~60,000円 | 50,000円~70,000円 |
Tゾーンに関する注意点
Tゾーンに関しての注意点を紹介します。
Tゾーンに関する注意点は、以下の通りです。
- 洗顔は1日2回まで
- あぶらとり紙を使わない
- 紫外線ケアをする
上記の注意点について、それぞれ詳しく説明していきます。
洗顔は1日2回まで
皮脂はニキビの原因になります。
したがって、洗顔によって皮脂を洗い落とす必要があります。
しかし、洗顔しすぎることで、肌に必要な皮脂まで落とし過ぎてしまいます。
1日に行う洗顔の回数は、2回が最適です。
3回以上の洗顔は、逆効果となるので注意してください。
〈正しい洗顔回数についてはこちら↓〉
あぶらとり紙を使わない
顔のテカリやベタつきを取り除くために、あぶらとり紙は役立ちます。
しかし、あぶらとり紙を使用することで、必要以上に皮脂を取り除いてしまいます。
結果的に、肌を乾燥させ、皮脂が過剰分泌してしまいます。
皮脂を落とすよりも、皮脂を出さないようにすることが大切です。
紫外線ケアをする
ニキビの発生を防ぐには、紫外線ケアをすることが大切です。
紫外線は、肌のターンオーバーを乱します。
そして、ターンオーバーが乱れることで、肌が乾燥し、皮脂の過剰分泌に繋がります。
したがって、紫外線は、ニキビが発生する原因になります。
〈紫外線とニキビの関係はこちら↓〉
まとめ
Tゾーンは、顔の他の部位に比べて、皮脂の分泌量が多くなっています。
皮脂腺と呼ばれる皮脂を分泌する腺が、Tゾーンには多く集まっています。
したがって、他の部位よりも皮脂の分泌量が多くなっています。
ニキビの原因となるアクネ菌は、皮脂や角質を食べて繁殖します。
また、皮脂は毛穴を塞いでしまう場合があります。
毛穴が塞がることで、アクネ菌が増殖しやすくなります。
したがって、皮脂はニキビの発生や増加の原因になります。
Tゾーンのニキビを抑制するためには、皮脂ケアをすることが大切です。
また、ホルモンバランスを正常に保つことも大切です。
しっかりとスキンケアを行い、綺麗な肌を保ちましょう!