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セラミドとは?
引用元:Curel
セラミドとは、肌の潤いを保つ「保湿因子」として、重要な役割を担う成分です。
肌の保湿因子には、
- 天然保湿因子
- 皮脂膜
- 細胞間脂質
という3種類あります。
セラミドは、細胞間脂質の50%以上の組成を占める成分です。
細胞間脂質とは、角層細胞の間にある脂質のことです。
セラミドを中心とした脂質によって水分を挟み、何層にも重なっています。
肌のバリア機能には必須の成分
引用元:Curel
セラミドは、肌のバリア機能として必須の成分です。
肌のバリア機能とは、外部からの刺激から肌を守るための機能です。
セラミドが満たされた肌は、バリア機能が高くなり、外部からの刺激を受けにくい状態になります。
したがって、乾燥や肌荒れなどのトラブルを起こしにくくなります。
また、肌の表面が潤い、キメが整う効果があります。
セラミドの種類
セラミドには、大きく分けて4種類のセラミドが存在します。
4種類のセラミドは、
- 動物性セラミド
- 植物性セラミド
- ヒト型セラミド
- 合成セラミド(疑似セラミド)
となります。
それぞれのセラミドについて説明します。
動物性セラミド
動物性セラミドは、哺乳類由来のセラミドです。
動物性セラミドの成分表示は、
- ビオセラミド
- セレブロシド
などです。
人間が保有するセラミドと構造が近いため、肌への浸透力が高いことが特徴的です。
また、浸透力が高いことで、保湿力が非常に優れています。
植物性セラミド
植物性セラミドは、
- 米
- トウモロコシ
- 大豆
などの植物から取り出される天然のセラミドです。
植物性セラミドは、
- コメヌカスフィンゴ糖物質
- 植物性セラミド
などと成分表示されています。
肌にやさしく、価格が安価な特徴があります。
肌への浸透力は、やや高めになっています。
しかし、大豆などのアレルギーがある方は使用できないというデメリットがあります。
ヒト型セラミド
ヒト型セラミドは、最も人間が保有するセラミドに近い構造を持つセラミドです。
ヒト型セラミドは、酵母を利用して作られています。
保湿力や浸透力が高いのが特徴的です。
しかし、価格が高いというデメリットが存在します。
ヒト型セラミドには、以下のような種類が存在します。
ヒト型セラミドの種類 | 効果 |
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セラミドEOP(セラミド1) | 保湿効果、外部刺激から保護 |
セラミドNG(セラミド2) | 高い保湿効果 |
セラミドNP(セラミド3) | 保湿効果、シワ対策 |
セラミドEOH(セラミド4) | 角質とバリア機能を向上 |
セラミドAG(セラミド5) | 外部刺激から保護 |
セラミドAP(セラミド6) | 保湿効果、シワ対策、ターンオーバーの促進 |
セラミドAH(セラミド7) | 抗炎症・抗菌作用による皮膚常在菌のバランスを整える |
ヒト型セラミドは、種類によって効果が異なります。
したがって、購入する際は、成分を必ず確認しましょう。
合成セラミド(疑似セラミド)
合成セラミド(疑似セラミド)とは、人間が保有するセラミドに似せて作られたセラミドです。
合成セラミドは、石油から作られているため、浸透力はやや低下します。
しかし、大量生産が可能なので、安価で手に入ります。
合成セラミドは、成分表へ「セラミド」と表記することは出来ません。
したがって、成分表には、「ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド」と表記されています。
体内でセラミドが作られる仕組み
引用元:Arouge
セラミドは、ターンオーバーの過程で生成されます。
ターンオーバーとは、肌の細胞が一定の周期で生まれ変わる仕組みのことです。
表皮は、
- 角層(かくそう)
- 顆粒層(かりゅうそう)
- 有棘層(ゆうきょくそう)
- 基底層(きていそう)
という4つの層に分けられています。
表紙の最も内側にある基底層では、細胞分裂により新しい細胞を作っています。
そして、形を変えながら肌の外側の層へ押し上げられます。
新たな細胞が角層へ到達することで、垢となって剥がれ落ち、表皮の細胞が生まれ変わります。
ターンオーバーは、20代では約28日間周期で行われると言われています。
しかし、加齢によって周期がどんどん長引きます。
50代にもなると、約45日間周期にまで長引きます。
したがって、加齢によって生成されるセラミドの量も減少します。
セラミドは乾燥によって減少する
セラミドは、加齢による減少だけでなく、乾燥によっても減少します。
乾燥によって、セラミドが減少することで、肌のバリア機能が低下し、さらに乾燥を悪化させます。
したがって、毎日の洗顔やスキンケアが重要となります。
また、洗顔する際は、強く擦りすぎることで、セラミドを落としてしまう恐れがあります。
したがって、洗顔する際は、泡を転がすように優しく洗顔することが大切です。
セラミドを内側から摂取する
セラミド配合のスキンケア用品を使用すると、使用箇所は効果を得ることが出来ます。
しかし、使用していない箇所は効果を得ることが出来ません。
全身の肌のセラミドを増やすためには、セラミド配合の食品やサプリメントを摂取する必要があります。
セラミドを多く含む食品
セラミドの1日の目安摂取量は、1日当たり0.6mgです。
セラミドを多く含む食品は、
- 生芋こんにゃく
- 米
- 小麦
- 大豆
- わかめ
- ひじき
- 黒ゴマ
- ごぼう
などがあります。
また、セラミドを多く含む飲料は、
- 牛乳
- 紅茶
- コーヒー
- 甘酒
などがあります。
生芋こんにゃくには、100gあたり0.76mgのセラミドが含まれています。
サプリメントを摂取する
毎日食品からセラミドを0.6mgを摂取することは難しいです。
したがって、サプリメントを摂取することがおすすめです。
サプリメントには、セラミド以外の美容成分が配合されているものが多いです。
- コラーゲン
- プラセンタ
- レスベラトロール
- コエンザイムQ-10
- プロテオグリカン
など、様々な美容成分が配合されています。
したがって、複数の美容成分が摂取できるサプリメントがおすすめです。
セラミド配合のおすすめサプリメント
セラミドが配合されているおすすめのサプリメントを紹介します。
身体の内側からセラミドを摂取することで、全身にセラミドの効果を実感することが出来ます。
ぜひ参考にしてみてください。
DHC セラミド モイスチュア
DHC セラミド モイスチュアは、1粒で全身の保湿が出来る、肌の乾燥が気になる方におすすめのサプリメントです。
セラミドに加え、
- コラーゲンペプチド
- ビタミンC
- ビタミンE
なども配合されていて、多角的にサポートしてくれます。
DHC セラミド モイスチュアには、米由来グルコシルセラミドが配合されています。
したがって、肌の水分蒸散を抑制してくれます。
継続して摂取することで、全身の潤いを維持する機能に期待することが出来ます。
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こんにゃくセラミド
こんにゃくセラミドは、こんにゃく屋が作ったセラミドサプリメントです。
こんにゃくのセラミド含有量は、食品の中でもトップクラスです。
こんにゃくセラミドに配当されているセラミドは、3.6mgです。
したがって、1日に必要なセラミド摂取量を十分に満たしてくれます。
評価 | |
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販売サイト |
スキンリストアリング セラミド
スキンリストアリング セラミドは、高濃度の小麦セラミドが配合されているサプリメントです。
加齢によってセラミドが減少し、健康的で滑らかな肌を保つことが難しくなります。
しかし、スキンリストアリング セラミドを摂取することによって、肌の表面を保護し、肌の潤い保護に役立ちます。
年齢と乾燥に負けない肌を実現するために作られたサプリメントです。
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PURE HADA
PURE HADAは、雑誌に取り上げられるほど人気の高いオールインワン美容サプリメントです。
- 満たす
- 促す
- 守る
という肌に必要な3つの要素を1つに兼ね備えたサプリメントです。
PURE HADAには、50倍濃縮プラセンタが配合されています。
さらに、超低分子ヒアルロン酸を配合していることから、ヒアルロン酸の肌への浸透力が非常に高いことが特徴的です。
他にも、
- プロテオグリカン
- コラーゲン
- セラミド
- 馬プラセンタ
- 豚プラセンタ
- フィッシュコラーゲン
- エラスチン
- アスタキサンチン
など、様々な美容成分が配合されています。
したがって、この商品1つで
- 保湿力の向上
- ハリ
- 肌のバリア機能の向上
などの効果に期待できます。
評価 | |
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セラミド
セラミドは、米抽出セラミドを使用したサプリメントです。
JFS-Bという日本の食品安全規格に認定を受けている、国内工場によって生産されているサプリメントです。
したがって、海外のサプリメントではないため、安心して利用することが出来ます。
また、低価格での販売を実現していて、多くの方の手に届きやすいようになっています。
継続して利用することで、
- 美容トラブルに悩んでいる方
- 若々しい肌でありたい方
などの悩みを解決することに期待できます。
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まとめ
セラミドについて、
- 種類
- 体内で作られる仕組み
- 乾燥によって減少する
- 内側から摂取する方法
などを解説しました。
セラミドには、大きく分けて以下の4種類が存在します。
- 動物性セラミド
- 植物性セラミド
- ヒト型セラミド
- 合成セラミド(疑似セラミド)
上記のセラミドは、それぞれ特徴が異なります。
したがって、自分の必要な効果を持つセラミドが配合されているか確認することは重要です。
また、セラミドは、ターンオーバーによって生成されます。
加齢と共にターンオーバーの周期は長引きます。
したがって、セラミドの生成量も減少します。
スキンケアやサプリメントを摂取することで、セラミドを摂取する必要が生まれます。
スキンケアでは、使用した部分のみ効果があります。
しかし、サプリメントを摂取することで、全身から効果を実感することが出来ます。
さらに、サプリメントによっては、その他様々な美容成分が配合されていることが多いです。
したがって、サプリメントでセラミドを摂取することがおすすめです。
サプリメントを探す際は、紹介したサプリメントをぜひ参考にしてみてください。