毎日のスキンケアに欠かせない化粧水は、正しく使用しないと効果を得ることが出来ません。
以前、化粧水は冷蔵庫で冷やすことで、毛穴を引き締める効果があると噂になりました。
実は、化粧水を冷蔵庫で冷やす方法は間違いです。
化粧水の成分の劣化などにより、肌へ負担をかけることになります。
本記事では、化粧水を冷蔵庫に入れて冷やしてはいけない理由や正しい保管方法について解説していきます。
- 化粧水を冷蔵庫で冷やしている男性
- 冷蔵庫で冷やすとダメな理由を知りたい男性
- 正しい化粧水の保管方法を知りたい男性
目次（クリックするとジャンプします）
化粧水を冷蔵庫で保管してはいけない理由
化粧水を冷蔵庫で冷やしてはいけない理由について解説します。
主な理由は、以下の通りです。
- 急激な温度変化によって劣化が起こる
- 結晶化した化粧水で肌を傷つける
- 肌への浸透力が落ちる
上記の理由について、それぞれ詳しく解説していきます。
急激な温度変化によって劣化が起こる
多くの化粧水は、常温で保管・使用されることを前提に作られています。
したがって、冷蔵庫などで冷やすことを想定して作られていません。
化粧水を冷蔵庫に入れることで、急激な温度変化で劣化する恐れがあります。
また、電子レンジで温めることも、品質を劣化させる原因になります。
結晶化した化粧水で肌を傷つける
化粧水を冷蔵庫で冷やすことで、有効成分が結晶化することがあります。
結晶化したものは、常温に戻すと液体に戻ります。
しかし、液体に戻った時に品質が低下する可能性が大きいです。
また、結晶化した成分が残った状態で肌に使用すると、肌を結晶で傷つけてしまいます。
肌への浸透力が落ちる
化粧水が冷えることで、肌への浸透力が低くなります。
逆に、使用する時に手のひらで温めることで、浸透力は高くなります。
また、温めた方が、肌のバリア機能もアップします。
したがって、使用する時は、冷やさずに逆に温めて使用しましょう。
化粧水で毛穴を引き締めるにはどうしたらいい？
化粧水を冷蔵庫で冷やすと、毛穴を引き締める効果があると言われていました。
しかし、実際には化粧水を冷蔵庫で冷やすと、様々なデメリットがあります。
では、冷蔵庫で冷やした化粧水以外には、どのような方法で毛穴を引き締めることが出来るのでしょうか？
答えは簡単で、「収れん化粧水」を使用するだけです。
収れん化粧水とは、毛穴を引き締めるための化粧水です。
冷やした化粧水を使わなくても、収れん化粧水を使うことで問題は解決します。
〈毛穴ついて詳しくはこちら↓〉
化粧水の正しい保管方法と注意点
化粧水は、一度開封してしまうと、酸化や劣化が発生します。
劣化した化粧水を使用すると、正しい効果を得ることが出来ません。
また、肌に負担をかけることになるので、肌トラブルの原因にもなります。
したがって、出来るだけ劣化を防ぐためには、正しい保管方法を知っておくことが大切です。
- 暗くて涼しいところで保管する
- キャップをしっかり閉める
- 使用期限に注意する
暗くて涼しいところで保管する
化粧水を保管する場合は、直射日光の当たらない涼しい場所に保管することが大切です。
また、湿気の多いところは避けましょう。
洗面所や脱衣所に保管する人は多いですが、夏場になると高温多湿になりやすいので注意してください。
したがって、夏になると、エアコンの効いた部屋で保管することがおすすめです。
キャップをしっかり閉める
化粧水を使用した後は、しっかりとキャップを占めましょう。
キャップが閉まっていないと、隙間から雑菌が侵入して繁殖してしまいます。
また、他の製品の成分や水などと混ざってしまう場合があります。
その結果、品質の劣化に繋がります。
肌へ負担をかけることがあるため、使用後はしっかりとキャップを占めましょう。
使用期限に注意する
化粧水には、使用期限が存在します。
多くの化粧水の使用期限は、
- 未開封：3年
- 開封後：3ヶ月～1年
という期限を目安に使い切りましょう。
期限が切れた化粧水は、品質が低下している場合があります。
肌への負担に繋がるので、使用期限は守りましょう。
毛穴をケアする化粧水の正しい使い方
化粧水を正しく使わなければ、しっかりと効果を得ることが出来ません。
正しい化粧水の使い方を解説するので、自分の化粧水の使い方を見直してみて下さい。
- 洗顔後はすぐに化粧水をつける
- たっぷりと手に取る
- 手のひらで温めてから使用する
- ハンドプレスで浸透させる
洗顔後はすぐに化粧水をつける
洗顔後は、すぐに化粧水を付けることを意識しましょう。
洗顔によって、肌のバリア機能は低下しています。
その結果、非常に肌が乾燥しています。
乾燥した肌を放置していると、肌荒れの原因になります。
したがって、洗顔後はすぐに化粧水を付けましょう。
たっぷりと手に取る
化粧水をつける際は、たっぷりと手に取りましょう。
少量の化粧水では、肌全体に塗布できない場合があります。
その結果、ムラが出来て保湿できない部分が出て来ます。
したがって、たっぷりと化粧水を手に取って、顔全体を保湿できるようにしましょう。
また、化粧水は一度に付けず、何度かに分けて丁寧に塗ることがポイントです。
手のひらで温めてから使用する
顔に化粧水を塗る前に、手のひらで温めてから塗ることを意識しましょう。
化粧水を人肌の温度に近づけることで、肌への浸透力が高くなります。
その結果、肌のより保湿することが出来ます。
ハンドプレスで浸透させる
顔全体に化粧水を塗ることが出来たら、ハンドプレスで浸透させましょう。
ハンドプレスは、強く押さえすぎると肌への負担となるので注意です。
また、ハンドプレス以外には、コットンを利用するのも良いです。
コットンでパックをすることで、より化粧水を浸透させることが出来ます。
〈コットンでパックする方法はこちら↓〉
追加で知っておきたい毛穴ケア方法
化粧水は、正しく使用することで毛穴ケアを行うことが出来ます。
しかし、化粧水以外のケアも見直すことで、さらに良質な毛穴ケアを行うことが出来ます。
毛穴に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
- 正しい洗顔をする
- たっぷりと保湿をする
- パックをする
- 身体の内側からケアする
正しい洗顔をする
毛穴の開きや黒ずみは、古い角質と皮脂が混ざって毛穴に詰まることが原因です。
したがって、皮脂をしっかり洗い流すことが大切になります。
特に、脂性肌（オイリー肌）の男性は、皮脂が分泌されやすいため注意が必要です。
皮脂をしっかりと洗い流すためには、正しい温度で洗顔する必要があります。
皮脂が溶ける温度である32～34度のぬるま湯で洗顔することが望ましいです。
〈洗顔に適した水温についてはこちら↓〉
たっぷりと保湿をする
洗顔後は、毛穴が開いた状態になります。
化粧水でたっぷりとうるおいを与え、クリームや乳液で油膜を張って水分の蒸発を防ぎます。
肌がうるおっていると、キメが整い、毛穴が目立ちにくくなります。
したがって、化粧水を使うだけでなく、乾燥しないように油分を補うことが重要です。
〈スキンケアの順番についてはこちら↓〉
パックをする
通常の保湿に加え、パックを取り入れることで、肌に様々な美容成分を補うことが出来ます。
パックは、肌を保湿するだけでなく、アンチエイジングにも役立ちます。
したがって、パックを使用して、綺麗な肌を維持しましょう。
〈パックについて詳しくはこちら↓〉
身体の内側からケアする
肌を綺麗にするのは、日々のスキンケアだけではありません。
生活習慣によって、肌の調子は大きく変わります。
例えば、睡眠時間が短いと、肌のターンオーバーが乱れて、老化の原因になります。
また、食生活が乱れている場合は、美容に役立つ成分が摂取できていないため、肌を綺麗に保つことが難しくなります。
日々のスキンケアだけでなく、正しい生活習慣を意識することが大切です。
〈睡眠と美容の関係についてはこちら↓〉
まとめ
化粧水を冷蔵庫で保管した場合、
- 化粧水が劣化して肌荒れの原因になる
- 結晶化して肌を傷つける
- 肌への浸透力が落ちる
など、肌にとって様々なデメリットがあります。
したがって、正しい化粧水の使い方を意識することが大切です。
また、毛穴を引き締めるためには、化粧水以外のケアも大切です。
紹介した方法を実践して、綺麗な肌を手に入れましょう！
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